breakin’holiday

本日の主催、breakin’holidayのライブは「葬列」からスタート。

前任ドラムの脱退から、新サポートドラムとして、旧知の仲のSujkを加え、3ヶ月連続新曲リリースと精力的に活動を進める彼ら。

この日のライブも既存曲と新譜発表曲を交錯させながらのセットリストで、どの層のファンも置いていく事がない柔軟な姿勢でライブが進行していく。

「コロナのストレスや鬱憤を置いていけ!暴れられない分心で通じ合いましょう。」という(Vo)Juriの叫びにも似たMCを挟みつつ、2曲目の「Lilith」へ

サビでのオーディエンスの手の上がり具合が、breakin’holidayのライブへの期待を物語っている。

MCでJuriは、コロナ禍の合間、精神的な悩みを抱えていたと赤裸々に語った。

メンバーやファンに支えられたと続けると、続く「notice」で「心に響くように歌います」とアカペラを披露。

Juriの言葉とバンドの音に焚き付けられる様に、場内の熱量が上がる。

「FANTASIA」、「怪物」とソリッドで攻撃力のある演奏で一層盛り上げたあとは、

ラスト「CRY」でライブは幕を閉じた。

こんな過酷な状況下でも、音楽を通じて通じ合える濃密なコミュニケーションがそこにあった。

また新体制となり、改めて自由な発想のもとに放たれていく楽曲の数々は、

ジャンルやメッセージ性など、窮屈な枠組みから切り離された様な、

純粋なbreakin’holidayの音楽が追求されている。

新しいスタート地点に立った彼らの今後の活動から目が離せそうにない。

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