

2020/9/26に高田馬場AREAにて開催されたイベントbreakin’Royal。
そちらの公演レポート・前編【CHOKE】【AIOLIN】【ARTiCLEAR】編を公開!
9月26日breakin’holiday主催のライブイベント、breakin'Royal vol.2が開催された。
breakin’holiday主催のこのイベントは今回で2回目の公演となる。
出演は、主催のbreakin’holidayを始めとした、CHOKE、AIOLIN、ARTiCLEAR、Ashmaze.の5バンド。
それぞれ独特な世界感、コンセプトを持つ一方で、共通した爆発力が感じられる面々だ。
本来なら今回のイベントは、ゴールデンウィークの5月4日に開催される予定であったが、
コロナ禍の中、9月に振替を余儀なくされた。
バンド、ならびにファンにとってはとても口惜しく、また待ちに待ったイベントであっただろう。
それぞれが、そんな想いの丈を十分に発揮したステージの模様をレポートしていく。

暗転したステージからラップが聞こえると「全然問題ねぇ-No problem at all-」から
CHOKEのライブが始まった。
肩慣らしをするかのように、どんどんとCHOKEのペースでライブが進んでいく。
恐らくCHOKEを初めて見るであろう人達の、目が釘付けになっている様が面白い。

2曲目の「Slash and burn」はイメージの変わるアップテンポなナンバー。
メンバーの気迫に、ファンがジャンプや手を上げて応えていく中、初めは戸惑っていたであろう人々も、自然と肩でリズムをとり始めた。
最後には、次第に後ろの方まで手が上がっていく様子が印象的だった。

2曲目の後のフリースタイルラップでは、時事ネタを交えながら、
イベントが延期したにもかかわらず、
来場してくれたファンへの感謝が伝えられた。
そして最後の「人間惨歌-The Human Anthem-」では
(Vo)REONが「馬鹿正直に生きようぜ!」と叫ぶと、
それに応えるかのように、楽器隊の音圧も上がり、
ヘヴィーなリフをこれでもかと組み込んでいく。

ラウド、ジェント、ヒップホップ、それに加えヴィジュアル系、
そのどれをとっても本物を感じさせる表現力、
この様な形のミクスチャーバンドは世界中でも彼等だけだと言い切れる。

そしてそんな彼等が格好良いと思う事を、大胆不敵にやり切る潔さ。
そういった気迫とユーモアを感じる圧巻のライブであった。